地元の駅なんかタクシー乗り場に人がズラ~と並んじゃって、
しかも地味に1台1台ポツポツくるもんだから、
寒空の中でずっと待ってたよ。
電車のダイヤは乱れるし、こういうのに弱いね、東京は。
言っても札幌と東京をまたにかける
なんちゃって道産子のオレとしては
「大雪です」って言われても、
沢尻のごとく「別に」って感じだけどね~!
オレの歌に「人ごとのような雪の夜」という
女にフラれて雪の夜中を徘徊するという曲があって(笑)、
タクシー待ちながらずっとその曲が頭ん中をループしてたわ!
ただ、そろそろ春がまちどおしいねぇ!!
オレはホントに教則本とか何も見ないでギターを弾き始めたのね。
歌本に記号みたいな英語がふってあって、(後にコードだとわかる)
その下になんかギターの指板らしき図と妙な黒丸があって、
「これ何?」って思いながらカンでいろいろ探ってるうちに
知らず知らず伴奏っぽいのが出来てて、気づけば今に至る訳。マジで!
周りに生ギター弾くヤツが誰もいなかったから情報もなかったし、
曲作りも含め自分の音楽に関しては全て手探りで発見しモノにしてきたよ。
つまりどんなに劣等生でも他人の2倍3倍やれば人並みに出来るってことだね。
というかオレはよく考えたら東京生まれの東京育ち。
にもかかわらず・・・
銀座をはじめ六本木も麻布も何処だかわからないオレとしては、
完全に修学旅行で地方から来たヤツみたいなテンション。。
「へぇ~これが銀座かぁ、上品だなぁ~」みたいな。(笑)
YAMAHA楽器に用があったんだけど、調べて電車を乗り継いで、
写メにとっておいた地図を見ながら探索して、なんか意外と楽しかったり・・・
そんなオレを「ひとり上手」と呼ばないように!!(注)
今度は近くに国会議事堂があったから行ってみたいね!
PS. ひょっとしたらオレ、札幌の方が詳しいかも・・・
TSUTAYAに寄ったらCDコーナーにこんなんがあったんですけど。
わかるよねぇ?写真中央右。
ちょっとぉ~、訴えるよ、オレは!!
このCD、フジファブリックっていって、Vo. が「志村」っていうの。
去年死んでしまったらしんだけど、その才能は評判高いね。
さらに髪型もオレと一緒なんだよね~、この人。
しかし「ド変態、志村。」って・・・あなた。
オレはTSUTAYAでひとり
「いや、全くとは言いませんよ。でも、それ程ではぁ・・」
的な言い訳じみた気持ちになったぞ!!
まぁ100%ぬれぎぬだ!とは言えないような、なんというか・・・(笑)
ご無沙汰しちゃってすいません。この背中はピアニスト林康二です!
オレの音楽の相棒でデモトラックスにある「雨音」の作者。(←チェキラ)
今日、昨年11月のライブを一緒にやって以来久々に高円寺で一杯やって、
その後、ふたりで路地裏を探索してきた!
高円寺はマジで奥が深く、食い物屋から何からサブカルチャー満載なのね。
ところで、今日は林くんと人生論を話した訳だけど、(いつもですが)
彼は安定した穏やかな「心持ち」がどれほど尊いかをしきりに語ってくれたよ。
(ちなみに彼はパンクやその他エグイ世界をさんざん経ております)
その人その人にとっての「ノーマル」。これが大事。
オレはこの「自分にとってのノーマル」をないがしろにしすぎてきたと思う。
もともと争いが嫌いなのに「アーティストってここで怒るよなぁ・・」って噛み付いてみたり、
10代から結婚に憧れてるのに「世間とは別のフィールドで生きてます」的な感じで今も独りだったり、
引っ込み思案なのに「埋もれたら負けなんだ」って思っちゃって誰よりもはしゃいでみたり、
やり玉にあげられても「全くへっちゃら」って感じで図太い男のフリをしちゃったり・・・
いや、こんなもんじゃない、もっと表現し難い「自分だまし」を繰り返してきた・・・
林くんはオレのことをよくわかってるから心配してかその部分を語ってくれた訳。
わかってるんだ。程度の良いツッパリは男として必要だと思うけど、
確かにオレは20年くらいちょっと下手だったかも知れない。
でもひとつ言えるのはとにかく「必死」だったってこと。おちゃらけることすら「必死」だったね。
敵が何なのかもわからないのに「負けたらヤバイ、勝たないと・・・」っていう感じだよね。
はっきり言っちゃうけど、ある意味幸せじゃないよ、こんなの。オレは幸せになりたい。
まぁ明日から細胞を全部とり替える訳にもいかないから、
徐々に徐々に「自分にとってのノーマル=本質」を軸にできるよう意識したいです。
コンタクトにメッセージをもらうんだけど、みんな自分の中で迷ったり揺れたりしてるよね。
いつでもメッセージ待ってるし、必ず返事を書くので、声を聞かせてください。
一緒に真面目なこと考えていけたらうれしいです!
PS.あれ?そう言えば林くん、一緒に「アートk.クロック」組んでたとき、
確か「芸人ならぶっ飛んでナンボ」ってオレに教育してなかったっけ??・・・(笑)
彼はオレの仕事仲間というか遊び仲間というか、柿沼くんという。
彼は家電芸人さながら電化製品が得意で、
今日、オレのパソコンの不備をもろもろ見てもらったわけ!
頭の切れる奴でありながら繊細なハートを持っている所がオレと一緒だね!
(いろいろご意見はあると思いますが、後ほどお伺いするとして・・・笑)
我々は比較的近所なので、その後、彼おすすめの温泉施設であったまり、
施設内の食事処で会食。が、意外にも「うまい!」。
噂だと料理長がちょっとした人らしく、自慢の手作りカレーは売り切れてたよ。。
温泉でゆっくりしてビールやうまい料理なんて、都会の田舎=西東京の醍醐味。
柿沼くん、いいとこ教えてもらったぜ!
昨日、ギターの弦を買いに立川に行って、ラーメンでもと思い歩いてたら、
タイムスリップしたような刀屋さんを見つけました!
店の造りも明治以前から受け継がれてる雰囲気で、職人が魂の仕事をしてた。
しかし、なんだろう?ウインドウにあるモノホンの刀の美しさ・・・
作品って感じで、見とれてしまうと同時にサムライDNAがうずくんだなぁ、これが。。
以前書いた「ラッシュアワー」という曲の中に、
「♪ しおれた明日ぁ~ 切りつける刃にぃ~ なりたくて~・・・」というフレーズがあるけど、
2011年はまさに自分の明日を切って切って切りまく・・・れたらいいなぁ(笑)。
ところで刀屋さん、一体どこにニーズが・・・?
今や録音からミックスダウン、マスタリングという音源製作は全てPCでまかなえる。
オレの場合は物体好きなのでMTRという録音機を使うけど、
このMTRもPCみたいなもんだね。マスタリングは実際にPCソフト使ってるし。
このIT社会でオレが嫌なのは、「出来るつもり」が蔓延すること。
とにかくエンターを押せばとんでもない世界に連れてってくれるから、
カシャカシャ、ポンとやって自分にうっとりしてる奴がいるけど、気持ち悪いね。
そもそも人間が創ってる限り人間の脳より賢いコンピューターは存在しない。
それがわからない奴は「正論」を並べるが「誠論」という概念がない。
そして「出来る」と勘違いして周りを見下しながら実は孤立してることにも気づけない。
IT自体はすばらしいと思う。マジで劇的だと思う。ただ副作用がでかい。
それによってふんぞりかえっちゃう残念な奴を、オレは「エンターくん」と呼んでいる。